ソーイング・ビーの意味は?

「ソーイング・ビー」という海外番組はご存知ですか?イギリスの裁縫コンテスト番組で、毎回決まった課題作品を作り、優勝者を決めるというものです。今日は「ソーイング・ビー」というタイトルの意味について説明したいと思います。

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Sewing Beeの意味

ソーイング・ビーは「sewing bee」と英語で書きます。
遡ること第二次世界大戦中の1939年、当時の英国王妃(エリザベス女王の父であるジョージ6世の妻)は、バッキンガム宮殿で、裁縫のできる女性を集め裁縫会を開催しました。この裁縫会の名称が「ソーイング・ビー」です。
ソーイングビーは週に2回開催され、経験の豊富な女性がその日の仕事を指示し、政府から支給された型紙を使用して、襟巻きや目出し帽が作られていました。時には、戦争前線で使う迷彩ネットなども作られていたそうです。
参加していた女性は職業や地位に関係なく、家庭の主婦の持つ技術が戦時下の国に貢献していました。こうして出来上がった品は、陸軍や海軍に送られていたそうです。
なお、イギリスでは王妃主催のソーイングビーを発端に、同様の会が多く開催されました。

「Bee」は蜂の意味だけじゃない


Sewing Beeの歴史は王妃主催の裁縫会と説明しましたが、「Bee」の意味はご存知でしょうか。蜂を意味するBeeと同じスペルですが、「何か決まったタスクを行う集まりや会合」という意味もあります。ソーイング・ビーはまさに、「裁縫をする集まり」という意味でBeeが使われています。
Beeを使った表現では、他にもSpelling Bee(スペリング・ビー)やBusy Beeという言葉があります。これらも蜂の意味ではなく、何か決まったタスクを行う会合という意味のBeeが使われています。蜂のように忙しいという比喩ではありません。

Spelling Bee

Spelling Beeというのは、主に地域や学校で開催される子ども向けのコンテストで、出題者が英単語を読み上げ、回答者がその英語のスペル(綴り)を答えるというコンテストです。これも英単語の綴りを答えるという会合なのでBeeが使われています。
ちなみに、スペリングビーの全米コンテストはニュースになるほど有名です。

Busy Bee

Busy Beeとは「忙しく働く人」という意味です。このBeeこそ、蜂のように忙しく働く人なのかと思いますが、違います。このBeeもあるタスクをせっせとやるという意味で使われており、蜂の意味ではありません。

以上、ソーイング・ビーのタイトルについての説明でした。

番組については、Amazonプライムでご覧いただけます。
服作りの難しさや出場者のデザインセンスを見るのも楽しいですが、シーズン1ではかなり厳しい言葉の多かった審査員たちが、シーズンを重ねるごとにどんどん優しくなっていくのも見どころです。

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